カテゴリ一覧
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基本知識とポイント
認知症は特定の病名ではありません。脳の神経細胞が壊れることでさまざまな症状が出る状態のことです。直接起こる症状を「中核症状」、中核症状に周辺の環境や身体的要因が加わって起こる行動・心理症状のことを「周辺症状」といいます。症状は1人ひとり異なりますが、まずはどのような状態か正確に把握することが大切です。会話の様子から確認していきましょう。また、おさえておきたい基本ケアも一緒に紹介していくので興味がある人は参考にしてみてください。
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役立つ資格や手法
適切な認知症ケアを行うためにも認知症についてよく理解しておかなければなりません。認知症に関わる資格を取得しておけば専門的な知識やスキルがあることの証明にもなるため、ぜひチャレンジしてみましょう。ここではスキルアップにも役立つ資格をいくつか紹介します。また、認知症ケアに役立つ手法として、認知症の人に寄り添う「バリデーション」と症状の緩和に大きな影響を与える「ユマニチュード」も一緒に紹介します。どちらも実際に介護の現場で取り入れられている方法です。
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認知症ケアに携わる仕事に就く
認知症の人が入居可能な施設やその施設に転職する方法を紹介していきます。介護業界は人手が足りないため希望通りの職場に転職できる可能性は高いものの、ブラック企業のような施設もあるため、どのような施設か見極めることが大切です。介護業界に強い転職サイトを利用して多くの情報を収集しましょう。また、認知症ケアに携わるにあたって注意しておきたいのが認知症の人の人権を侵害しないことです。固有の存在として個別に対応していきましょう。